授業科目名(和文) [Course] |
現代の思想 |
授業科目名(英文) [Course] |
Contemporary Philosophy |
学部(研究科) [Faculty] |
全学教育 |
学科(専攻) [Department] |
人間と文化の理解 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○子野日 俊夫 自室番号(3409)、電子メール(nenohi**dgn.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
西洋の近現代思想のうち主として哲学的思想を、できるだけ多方面から見ていく。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1. 西洋近世哲学の誕生から現代までの大きな流れをとらえる 2. 二十世紀のさまざまな哲学的思想への理解を深める 3. 今後の世界が必要とする思想の方向性を見通す |
履修上の注意 [Notes] |
哲学的な見方、考え方に慣れるのに少し時間を要する場合もあるが、簡単に撤退しないこと。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. デカルトによる近代哲学の始まり 2. スピノザやライプニッツによる合理主義の展開 3. ベーコンによるイギリス経験論の始まりとロック、ヒュームによる展開 4. ホッブズ、ロックにおける個人と国家 5. フランス啓蒙思想 6. カントのコペルニクス的転回と近代的人間観 7. 近代哲学の集大成としてのヘーゲル 8. ドイツ以外での19世紀の代表的思想(ベンサム、コント、キルケゴール) 9.「価値の大転換」を告げるニーチェと現象学の創始者フッサール 10. ハイデガーによる現象学の新展開と「存在」への新たな問い 11. 分析哲学の誕生とウィトゲンシュタインの言語哲学 12. レヴィ=ストロースにおける構造主義 13. フーコーによる歴史や社会の新しい見方 14. フランスのポストモダンの思想家たち 15. 現代の社会哲学 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
小論文形式の定期試験(70%)と学習態度(30%)による。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:使用しない。 参考書:授業中に随時指示する。 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
現代においてインターネットを活用することは決して悪いことではない。手軽に思想についての感触を得ることができる。しかしそれをあくまでも出発点として、書物によって、ゆっくり、じっくりと言葉の意味、文章の意味を考えていこう。 |
開講年度 [Year of the course] |
26 |