授業科目名(和文) [Course] |
比較文化 |
授業科目名(英文) [Course] |
Comparative Culture |
学部(研究科) [Faculty] |
全学教育 |
学科(専攻) [Department] |
人間と文化の理解 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○杉村 寛子 自室番号(6307)、電子メール(sugimura**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
全学部 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
特定の文化のなかで構築された存在としての自分を意識する.その上で,同一の事象に対する種々の異質な視点を知り,批評?受容する方法を探る. |
到達目標 [Learning Goal] |
1.自国の文化および「他者」の文化の種々相を複眼的な視点から捉えることができる. 2.文化に関連する諸事につい考え,論じることができる. 3.クリティカル?シンキングの萌芽となる,「比較」という学究的な態度を錬磨する. |
履修上の注意 [Notes] |
*課題が多いが,ひとつでも未提出の場合単位は認定しない. *グループワーク(ディスカッション?発表)に積極的に参加する. 補助資料として,英語の文献を用いることがある. |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1 序論①:文化とは何か.比較とは何か. 2 序論②:文化に関する基本概念?用語 3 序論③:自国文化と「他者」の文化 4 自国の文化の探索① 『死の棘』小栗康平の模索する日本「性」 5 自国の文化の探索② 『死の棘』島尾敏雄のChristianity 6 自国の文化の探索③「龍安寺石庭」石庭をながめる視点 7 自国の文化の探索(グループによる発表) 8 異文化受容の諸相を探る①『インドへの道』 文化的「帝国主義」 9 異文化受容の諸相を探る②『インドへの道』 アデラの場合,アジズの場合 10 異文化受容の諸相を探る③ ピエル?ロチ『お菊さん』 11 異文化受容の諸相を探る④ ジョン?ルーサー?ロング『蝶々夫人』 12 異文化受容の諸相を探る⑤ ディヴィッド?ベラスコからジャコモ?プッチーニへ 13 異文化受容の諸相を探る⑥ 『蝶々夫人』モチーフの反復と差異 14 異文化受容の諸相を探る(グループによる発表) 15 総括 比較:共時的/通時的 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
授業内課題(発表)40% 授業外課題(発表準備含む)40% 授業への積極的参加 20% |
教科書 [Textbook] |
担当者がハンドアウトを用意する |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
追って教室にて,参考図書等は紹介する |
開講年度 [Year of the course] |
26 |