授業科目名(和文) [Course] |
教育と社会 |
授業科目名(英文) [Course] |
Education and Society |
学部(研究科) [Faculty] |
全学教育 |
学科(専攻) [Department] |
人間と文化の理解 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○池田 隆英 自室番号(5120)、電子メール(ikeda**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
2単位 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
教育を「社会的関係の中でなされる人間形成」ととらえ、教育を歴史?文化?制度?言説などの「社会という文脈に位置づける」という方法(考え方)を概説する。そのうえで、この方法を用いながら、日本における様々な「教育問題」に注目して、その「教育問題」の状況や背景を探っていく。こうした学びから、教育をより広い視野に立って眺めることができるとともに、私たちがもつ教育経験への理解をより深めることをめざす。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1.教育という営みのとらえ方や社会という文脈への位置づけを理解する。 2.日本における主要な「教育問題」の状況や背景を多角的に理解する。 3.近代から現代に至る教育の意義や課題を理解し、自己の経験への理解を深める。 |
履修上の注意 [Notes] |
グループでの討議や発表でも積極的に参加すること。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1.オリエンテーション 2.近代における教育と社会 3.教育の場?関係?文化?問題 4.公教育とモダニティ?公共性 5.戦後日本の公教育の施策と実践 6.教育実践の「意図せざる結果」 7.育児ストレスと育児行動 8.障害児の教育?保育?療育 9.不登校?ひきこもり 10.教育による階層?格差の再生産 11.差別問題と人権教育の実践 12.教育?保育とジェンダー形成 13.子どもの「逸脱」と暴力 14.教師の職務の無限定性とストレス 15.教育と社会の関連性と私たち |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
欠課時数が3分の1を超えないことを前提に、①授業における学習態度が適切であること(10%)、②授業での発表やコメントが適切であること(10%)、③定期試験やレポートの点数が十分であること(80%)、という3つの観点から総合的に評価。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:特になし。プリントを配布する。 参考書:授業中に随時紹介する。 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
普段から身近な教育問題に関心を持つように心がけ、関連する書籍を読んでおくこと。 |
開講年度 [Year of the course] |
26 |
資格等に関する事項 | 卒業要件の「選択科目」として履修する場合は特に、単位不認定とならないように留意すること。 |