授業科目名(和文) [Course] |
造形デザイン論Ⅱb |
授業科目名(英文) [Course] |
Aesthetic Design Ⅱb |
学部(研究科) [Faculty] |
デザイン学部 |
学科(専攻) [Department] |
造形デザイン学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○難波 久美子 自室番号(3203)、電子メール(kumikon**dgn.oka-pu.ac.jp) 島田 清徳 自室番号(3201)、電子メール(textile**dgn.oka-pu.ac.jp) 樫尾 聡美 自室番号(7209)、電子メール(kashio**dgn.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
後期 2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
造形デザイン学科造形デザイン領域2年次生(平成25年度以降入学生) |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
テキスタイルは人や社会と関わりながら発展と変容を遂げている。授業前半では、優れた造形デザインへと導くために、テキスタイルデザインの重要要素である繊維素材について学ぶ。特に天然素材の麻や絹そして合成繊維に関して、それらの特性や背景となる歴史文化を理解する。また、紡績や染色などの繊維加工の手法?プロセスおよびそれらの多様性について知識を広げ、テキスタイルデザインへの理解と思考を深めてゆく。授業後半は、まず、技法とデザインとの関係性からクラフト領域でのテキスタイルについて論じ考察する。そして、美術とも深い繋がりを持つテキスタイルについて、アートという観点から論じ、人が何をテキスタイルに託し、どのように展開したか、そしてこれからのテキスタイルの可能性とは何か、について考察を進める。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1. テキスタイルデザインの基礎的知識を習得する。 2. テキスタイルの領域を理解する。 3. テキスタイルの可能性について思考する。 |
履修上の注意 [Notes] |
各課題の提出締切り厳守。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. 繊維とテキスタイル:概論(難波) 2. 繊維とテキスタイル:綿(難波) 3. 繊維とテキスタイル:麻(難波) 4. 繊維とテキスタイル:靱皮繊維(難波) 5. 繊維とテキスタイル:絹(難波) 6. 繊維とテキスタイル:人造繊維(難波) 7. 繊維とテキスタイル:加工(難波) 8. 繊維と染色:染料と染色技法(樫尾) 9. クラフトとテキスタイル:現代作家考察 (樫尾) 10. アートとテキスタイル:国外の展覧会(島田) 11. アートとテキスタイル:国内の展覧会(島田) 12. アートとテキスタイル:異領域とのコラボレーション(島田) 13. アートとテキスタイル:インスタレーション(島田) 14. アートとテキスタイル:デザインとアート(島田) 15. アートとテキスタイル:研究発表(島田) |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
提出物の評価50%、出席状況及び学習態度の評価50%を合わせて総合的に評価する。提出物は講義内容の理解と自己の視点の双方が反映されているかを、また、授業参加度は発言などによる講義への能動的参加を評価する。 なお、出席率は、前半(1?7)と後半(8?15)において、それぞれ2/3以上であることを評価最低条件とする。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:使用しない 参考書:使用しない |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
テキスタイル関連の情報を収集すること。 授業内容に関連する展覧会や書籍をみるなど、積極的な情報収集を併行させながら取り組むこと。 授業で学んだ染色技法などを課外において予習として実践し、テキスタイルについての知識と理解を深め、今後の勉学に活かすよう努力すること。 |
開講年度 [Year of the course] |
28 |
備考 | 適時、プリントやスライドを使用する |