授業科目名(和文) [Course] |
機械学習特論 |
授業科目名(英文) [Course] |
Machine Learning |
学部(研究科) [Faculty] |
情報系工学研究科 |
学科(専攻) [Department] |
システム工学専攻前期 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○但馬 康宏 自室番号(2604)、電子メール(tajima**cse.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
前期 2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
1?2年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
機械学習の様々な手法を演習を含めながら学習する.近年の計算機の性能向上により大規模なデータが手軽に扱えるようになった.これらのデータ分析には,機械学習を用いたデータモデルの構築が様々な分野で不可欠である.この授業では,機械学習の原理にとどまらず,実際のプログラミングを通してその理解を深める. |
到達目標 [Learning Goal] |
1.教師あり学習と教師なし学習の違いを理解する 2.尤度と最適化の関係を理解する 3.統計的学習手法の代表例を理解する 3.アルゴリズム論的学習手法を理解する |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1.機械学習で扱う問題 どのような問題が解け、扱える問題と扱えない問題の特徴を理解する 2.ドメインと仮説空間 機械学習の基本用語の理解 3.教師あり学習と教師なし学習 機械学習の基本的な分類方法 4.厳密学習と統計的近似学習 学習達成と機械学習 5.確率統計の復習 統計量、推定法の復習 6.最尤推定 最尤推定とその応用アルゴリズム 7.最尤推定の練習問題 EMアルゴリズムの練習問題 8.最適化問題 最適化と機械学習の関係 9.識別モデルと生成モデル 学習器の表現方法による分類 10.識別モデルの練習問題 パーセプトロンとSVMの練習問題 11.生成モデルの練習問題 HMMの練習問題 12.プログラミングによる機械学習アルゴリズムの実装 練習問題で用いた課題を実際に実装する 13.フリーソフトを利用した機械学習アルゴリズムの理解 フリーソフトを利用して機械学習を行わせる 14.計算論的学習理論 計算論的学習理論のねらいと現状の理解 15.機械学習の今後 今後の発展について考察する |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
各学習法について,手で解く問題やプログラミング課題を出す.そのレポートにより評価する. |
教科書 [Textbook] |
教科書:数理言語学事典,畠山雄二ほか,産業図書,2013 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
最新の学習法をウェブで調べたり,身近に使われている機械学習に興味を持つとよい. |
開講年度 [Year of the course] |
28 |