授業科目名(和文) [Course] |
プロダクトデザイン学演習 |
授業科目名(英文) [Course] |
Exercise of Product Design |
学部(研究科) [Faculty] |
デザイン学研究科 |
学科(専攻) [Department] |
デザイン工学専攻 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○栁田 宏治 自室番号() |
単位数 [Point(Credit)] |
2 |
対象学生 [Eligible students] |
1?2年次 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
プロダクトデザインでは、既存の製品が抱える問題点や顕在化しているユーザーのニーズを扱う問題解決型のデザインアプローチに加えて、ユーザーの求める本質的要求に基づいて真に人々や社会に受容される製品を提案し、暮らしや社会を先導するビジョン提案型のデザインアプローチが求められる。本演習では、演習課題を通して、人間中心設計の観点からユーザーの求める本質的要求を具体的な製品やサービスのデザインにまで繋ぐビジョン提案型デザインアプローチの考え方と手法を学習し、実践できることを目標とする。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1.ビジョン提案型デザインアプローチの考え方や方法論を理解する。 2.ビジョン提案型デザインアプローチを実践し、新たなデザイン提案ができる。 3.サービスと一体となったプロダクトのデザインプロセスと手法を理解し実践できる。 |
履修上の注意 [Notes] |
デザイン調査やプレゼンテーション等で学外で授業を行うことがある。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1.オリエンテーション 2.人間中心設計とビジョン提案型デザインアプローチの概要 3.ユーザーの本質的要求抽出手法1 4.ユーザーの本質的要求抽出手法2 5.デザインコンセプト策定手法1 6.デザインコンセプト策定手法2 7.ペルソナ手法 8.構造化シナリオ手法1 9.構造化シナリオ手法2 10.構造化シナリオ手法3 11.アイデア発想?評価手法1 12.アイデア発想?評価手法2 13.アイデア発想?評価手法3 14.プレゼンテーション 15.総括 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
評点の配分は、提出課題70%、学習態度30%である。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:「エクスペリエンス?ビジョン:ユーザーを見つめてうれしい体験を企画するビジョン提案型デザイン手法」, 山崎, 上田, 郷, 高橋, 早川, 柳田, 丸善出版(2012) ISBN 978-4-621-08565-3 参考書:①「THIS IS SERVICE DESIGN THINKING. Basics-Tools-Cases」マーク?スティックドーン 他, ビー?エヌ?エフ新社(2013)、 ②「サービスデザイン - ユーザーエクスペリエンスから事業戦略をデザインする」長谷川敦士監訳, 丸善出版 (2014)、 ③「UXデザイン入門」川西裕幸 他, 日経BP社 (2012)、 ④「情報デザインのワークショップ」, 情報デザインフォーラム編, 丸善出版(2014) ⑤「情報デザインの教室」, 情報デザインフォーラム編, 丸善 (2010)、 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
今日のプロダクトデザインは、ユーザーにとってはより包括的な体験を創出するサービスのデザインを実現するための1要素とも位置付けられる。この観点から身近なサービス/プロダクトを捉えて調査?考察することを常に行うこと。 キーワード:サービスデザイン、ユーザエクスペリエンス、デザイン思考 |
開講年度 [Year of the course] |
28 |