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授業科目名(和文)
[Course]
生体運動制御特論
授業科目名(英文)
[Course]
Advanced Biological Motor Control
学部(研究科)
[Faculty]
情報系工学研究科
学科(専攻)
[Department]
システム工学専攻
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○山崎 大河  自室番号(2509)、電子メール(taiga**cse.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
後期 2単位
対象学生
[Eligible students]
1?2?3年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
機械やロボットの運動を知能化するための一つのアプローチは、人間や生物に学ぶことである。本講義では、人間や生物がその身体?環境のダイナミクスを操って運動意図を実現するメカニズムを工学的な視点から理解することを目指した、近年の研究成果やその応用について解説する。
到達目標
[Learning Goal]
1. 生体の運動制御メカニズムを明らかにすることを目指した様々なアプローチを理解すること。
2. ロボットや生体の身体運動の数理的な表現?解析の方法を理解すること。
3. 神経筋骨格系の数理モデルとその動作メカニズムを理解すること。
4. 現在のロボットの制御と生体の運動制御の間の共通点と相違点について議論できること。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. ロボットと生体の運動制御?知能
ロボットと生体の運動制御?知能について説明する

2. 脳の計算理論
脳の計算理論的な研究アプローチについて説明する

3. 創発的アプローチ
創発的な立場に基づく研究アプローチについて説明する

4. 身体の運動学に着目した解析(1)
身体の運動学に着目した解析の例について説明する

5. 身体の運動学に着目した解析(2)
身体の運動学に着目した解析の例について説明する

6. 身体の動力学に着目した解析(1)
身体の動力学に着目した解析の例を紹介する

7. 身体の動力学に着目した解析(2)
身体の動力学に着目した解析の例を紹介する

8. 運動のばらつきに着目した解析
身体運動のばらつきに着目した解析の例を紹介する

9. 筋骨格系の特性とモデル
筋系の基本的な特性や筋骨格系のモデル化の例を紹介する

10. 感覚系の特性とモデル
感覚系の基本的な特性やそのモデル化の例を紹介する

11. 神経系の特性とモデル
神経系の基本的な特性やそのモデル化の例を紹介する

12. 神経筋骨格系のモデル
神経筋骨格系のモデル化の例を紹介する

13. 調査発表(1)
上記の学習を元に関連研究の調査?議論を行なう

14. 調査発表(2)
上記の学習を元に関連研究の調査?議論を行なう

15. 総括
全体を総括する
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
発表課題、レポート、学習態度に基づき総合的に評価する。
教科書
[Textbook]
教科書: 指定しない。
参考書: 「脳の計算理論」川人光男, 産業図書
「Kinetics of Human Motion」Vladimir M. Zatsiorsky, Human Kinetics Pub.
「Principles of Neural Science」Eric Kandel et al., McGraw-Hill Medical など
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
工学的な知識だけでなく、生体の運動制御に関連した生理学、解剖学、神経科学などの知識についても積極的に調査すること。

キーワード: 運動制御、生体、ロボット
開講年度
[Year of the course]
28