授業科目名(和文) [Course] |
食と健康 |
授業科目名(英文) [Course] |
Food and Health |
学部(研究科) [Faculty] |
共通教育/全学教育 |
学科(専攻) [Department] |
健康科学 <健康の維持?増進> |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○岸本 妙子 自室番号(6203)、電子メール(tskishim**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
後前期 1単位 |
対象学生 [Eligible students] |
全学科(履修区分は各学科の定めによる) |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
日本人の食生活の現状、食生活指針、これまでの食生活の歴史、食習慣とその背景、食文化等、食と健康に影響を与える要因について学ぶ.海外から評価された日本型食生活、現在のファストフードや日本食ブームの意味するものを考える。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1. 自分の食生活、および日本人の食生活の特徴と問題点について把握する。 2. 食生活指針のねらいを理解し、食と健康に影響を与える要因、食生活と平均寿命について考える力を養う。 3.わが国の食生活史について理解し、食文化におけるグローバル化について考える力を養う。 |
履修上の注意 [Notes] |
?講義を行っていく中で、1~2回の課題提出がある。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. 序論―食生活とは何か、わが国の食生活の特徴について考える。 2. 戦後のわが国の主要死因別死亡率の推移から、平均寿命や健康平均寿命における食生活に関連する危険因子について学ぶ。 3. 食文化と食文明の相違点を理解し、主食による食文明圏の位置づけとその特徴を把握する。 4. わが国の食生活における主食及びタンパク質源について学び、日本型食生活の長所及び短所について健康志向や平均寿命との関わりから考える。 5. 食生活史(1)―稲作以前、古代、奈良?平安時代、鎌倉?室町時代を通して、わが国のタンパク質源の変遷をたどる。 6. 食生活史(2)―安土?桃山時代、江戸時代を経て、和食が成立した経緯を知り、和食の特徴について学ぶ。 7. 明治以降の文明開化による食生活の変化、さらに戦後の食生活の変化による現在の食生活の背景を学ぶ。 8. 長寿を可能にする日本の食文化の継承とグローバル化の中の異文化理解について考える。 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
学習態度、提出された課題、期末試験により総合的に評価する。評点の配分は概ね学習態度20%、課題20%、期末試験60%である。なお、出席率が2/3以上を、期末試験の受験資格とする。 |
教科書 [Textbook] |
教科書はとくに使用しない。毎回、レジュメ?資料等を配布する。 参考図書は、『新版 食品学』(辻英明?五十嵐脩編著)建帛社、他は授業中に指示する。 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
食生活や食文化を扱った新聞記事や雑誌に積極的に触れて、食生活と健康について情報収集するようにすること。 キーワード: 食文化、和食、グローバル化 |
開講年度 [Year of the course] |
28 |