授業科目名(和文) [Course] |
社会的養護内容 |
授業科目名(英文) [Course] |
Alternative Child Care Exercise |
学部(研究科) [Faculty] |
保健福祉学部 |
学科(専攻) [Department] |
保健福祉学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○中野 菜穂子 自室番号(5122)、電子メール(nakano**fhw.oka-pu.ac.jp) 周防 美智子 自室番号(6506)、電子メール(suwo**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
後期 1単位 |
対象学生 [Eligible students] |
保健福祉学科 子ども学専攻 2年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
演習により、社会的養護を実施するうえで必要な知識や技術を習得する。様々な社会的養護の実践現場における児童の生活やワーカーの援助について具体的に理解し、児童観?養護観を深める。また、地域社会における社会的養護の果たす役割、職員の専門性について検討する。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1.社会的養護の実践現場における支援の実際を理解する 2.子どもの権利擁護を核とした児童養護観を習得する 3.地域社会における社会的養護の役割を理解する。 |
履修上の注意 [Notes] |
社会的養護原理を履修済みであることが望ましい。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1回 オリエンテーション ? 授業のねらい?計画等について紹介する。 2回 施設保育士の職務と倫理 ?具体的事例を基に施設保育士が子どもを支援するうえで踏まえるべき倫理と職務内容を考える。 3回 小規模ケアの質と条件 ?施設養護において小規模ケアが重視されている動向や背景をふまえ、子どもの育ちのために必要なケアの質や条件を考える。 4回 被虐待児の理解と養護 ?子どもが育つ過程で被った虐待体験がもたらす心身の育ちや行動への影響を理解し、治療的ケアについて考える。 5回 しょうがい児の理解と養護 ① 6回 しょうがい児の理解と養護 ② ?5回?6回は事例をもとに、しょうがいを持つ子どもの言動の背景にある子どものニーズに気づくための保育士の視点と支援の方法を検討する。 7回 アセスメントと支援計画 ① 8回 アセスメントと支援計画 ② ?7回?8回は具体的事例をもとにジェノグラムを作成し、アセスメント、支援計画の基本を学ぶ。 9回 子ども理解とファミリーソーシャルワーカーの役割 ?子どもの育ちと環境、大人のかかわりについて理解を深め、ファミリーソーシャルワーカーの役割、支援のあり方を考える。 10回 社会的養護とネットワーク ① 11回 社会的養護とネットワーク ② ?10回、11回は事例をもとに、アセスメント?プランニングを行う。アセスメントの視点、重要性を理解す る。 12回 子どものライフストーリー ① 13回 子どものライフストーリー ② ?12回、13回は、ライフストーリ―について理解を深め、個人のライフストーリーの作成を体験する。 14回 児童養護におけるソーシャルワーク ?子ども支援のためのソーシャルワークの視点を理解し、保育ソーシャルワークの視点を考える。 15回 親支援 ?子どもの育ちと支援を考えた、親支援のあり方をグループで検討する。 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
授業中に求めた演習記録(ワークシート)、学習態度、小テスト、レポートにより総合的に評価する。 |
教科書 [Textbook] |
授業の進展に応じ参考文献等を紹介する。適宜プリントを配布する |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
施設養護や里親養育を紹介するドキュメンタリー番組の視聴や実践記録?手記などを読むことを通じ、児童養護の実際について関心と理解を深めること |
開講年度 [Year of the course] |
28 |
備考 | 前半は中野准教授、後半は周防講師が担当する。 |
資格等に関する事項 | 保育士課程必修科目である。 |