授業科目名(和文) [Course] |
比較文化 |
授業科目名(英文) [Course] |
Comparative Culture |
学部(研究科) [Faculty] |
共通教育/全学教育 |
学科(専攻) [Department] |
人間と文化の理解 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○林 玉美 自室番号() |
単位数 [Point(Credit)] |
後期2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
全学科平成26年度以前入学生(履修区分は各学科の定めによる) |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
文化と文化がどのように出会い、関係を形成してきたかを知ることにより、現代世界の行方を探る。さらに、特定の文化のなかで構築された存在としての自分を意識する。そのために、異質な文化に生きる「他者」を自分と関わりのある存在として認識し、その上で,同一の事象に対する種々の異質な視点を知り,理解?受容する方法を探る. |
到達目標 [Learning Goal] |
1.各文化の諸相について、基本的な知識を獲得する. 2.自国の文化および「他者」の文化の種々相を複眼的な視点から捉えることができる. 3.文化に関連する諸事につい考え,論じることができる. 4.クリティカル?スィンキングの萌芽となる,「比較」という学究的な態度を錬磨する. |
履修上の注意 [Notes] |
*ハンドアウトを読んでおき、テーマについて自分で調べておく。 *リアクションペーパーに、授業の内容やテーマに即した課題についてコメントを書いて提出する。 ペーパーは授業の最終日に返却する。 *AV資料を用いた授業では、感想文を書いて提出する。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. 序論①:文化とは何か。比較とは何か。文化の普遍性と個別性 2. 序論②:文化に関する基本概念?用語、文化相対主義とは何か。 3. 序論③:「自己」の文化と「他者」の文化を見る視点。自分の近くにある異文化 4.「タイタンズを忘れない」に見る人種差別、対立から友情への意識の変化 5. 自国の文化の探索①:日本文化論の変容、日本人にとっての外国人 6. 自国の文化の探索②:日本人の宗教観、日本人は無宗教? 7. 自国の文化の探索③:世界の中の日本、自文化の発信と異文化への関心 8. 異文化の諸相を探索①:ユダヤ教?キリスト教?イスラム教について概説 9. 異文化の諸相を探索②:ユダヤ教?キリスト教?イスラム教の文化と民族の発展 10. 異文化の諸相を探索③ :キリスト教の変革と西欧文化へ影響。アメリカの文化と宗教の関わり 11. 異文化の諸相を探索④ :イスラム文化圏の広がりと多様性、西欧列強との対立について概説 12. 異文化の諸相を探索? :インドの宗教と文化、その多様性について概説 13. 異文化の諸相を探る⑥ : 仏教の広がりとその変容 14.「モンゼン」に見る「自分探し」と異文化を受容する態度 15. 異文化の受容:異質な文化背景を持つ人々との共生?共存への道 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
最終評価試験40% 授業内課題(発表を含む)20% 授業外課題(課題のテーマについて、ペーパーを提出)40% を配点として、総合的に評価する。 |
教科書 [Textbook] |
教科書は使用しないが、毎回、担当教師がハンドアウトを用意する。 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
授業中に,参考図書等を紹介する。 |
開講年度 [Year of the course] |
28 |
備考 | 担当教師へのアクセス方法は授業中に通知する。 |