授業科目名(和文) [Course] |
電力工学 |
授業科目名(英文) [Course] |
Electric Power Engineering |
学部(研究科) [Faculty] |
情報工学部 |
学科(専攻) [Department] |
情報通信工学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○德永 義孝 自室番号(2306)、電子メール(tokunaga**cse.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
前期 2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
3年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
電力系統はさまざまな社会基盤の基礎となる設備であり、発電から送電?変電?配電を経て需要家に至る一連のシステムである。このシステムを構成する基本的な技術の役割や仕組みについて学ぶとともに、電力系統の計画や運転において用いられる基本的な計算方法について学習する。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1. 電力系統を構成する基本的な技術の特徴について理解する。 2. 電力系統における基本的な計算方法について理解する。 |
履修上の注意 [Notes] |
電気回路,電磁気学など電気工学に関する基礎的知識を学んでいることが望ましい。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. 電力系統に関する概要 特徴,歴史,定義,設備構成の概略について説明する。 2.対称三相交流 基本的な考え方,解析方法について説明する。 3.水力,風力発電 特徴,原理,分類などについて説明する。 4.火力,原子力,地熱発電 特徴,原理,分類などについて説明する。 5.送電系統Ⅰ 送電電圧,構成,架空設備について説明する。 6. 送電系統Ⅱ 送電系統の回路解析,地中設備について説明する。 7.変電所Ⅰ 役割,種類,変圧器の特性について説明する。 8. 変電所Ⅱ 変電所を構成する設備,運転に関する事項について説明する。 9.%インピーダンス法,単位法 計算方法について説明し、例題演習を行う。 10. 配電系統 形態,架空?地中設備,電圧管理について説明し、例題演習を行う。 11. 故障計算 対称三相座標法の計算方法について説明し、例題演習を行う。 12.保護継電器 役割,構成要素,種類について説明する。 13.需要設備 概要ならびに電気設備としてのインフラ,家電機器について説明する。 14. 分散型電源の系統連系 風力?太陽光発電における系統連系の状況について説明する。 15.まとめ |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
試験またはレポート(80%)と授業への参加度(20%)で評価する。なお出席率2/3以上を成績評価の資格とする。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:使用しない。 参考書:必要に応じて紹介する。 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
1?2年次に履修する関連授業科目の基礎知識が習得されていることを前提にして講義する部分がある。このため、「電気回路Ⅰ」などの電気関係科目の基礎知識を復習しておくこと。 キーワード: 電気回路,電磁気学,電力系統,発電,送電,変電,配電,需要,電気機器,電気設備 |
開講年度 [Year of the course] |
28 |