| 授業科目名（和文） ［Course］ |
特別講義 |
| 授業科目名（英文） ［Course］ |
Special Lecture |
| 学部（研究科） ［Faculty］ |
情報工学部 |
| 学科（専攻） ［Department］ |
情報通信工学科 |
| 担当教員（○：代表教員） [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○吉井 誠 自室番号（）、電子メール（makoto.yoshii**ist-japan.co.jp） ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
| 単位数 ［Point(Credit)］ |
前期 1単位 |
| 対象学生 ［Eligible students］ |
情報通信工学科3年次生 |
| 授業概略と目標 ［Course description and Objects］ |
情報サービス?製品の企画?開発段階で活かせる「ペルソナ手法」「エクスペリエンスビジョン」をビジョン提案型システム開発技法として実践的に学び、システムデザインに生かせる能力を修得する。 システムの研究?開発やICTサービスづくり?提供者として従事する際の必須スキルである企画力?提案力を修得することを授業目標とする。 |
| 到達目標 ［Learning Goal］ |
１．社会に存在するシステムと利用者認識のミスマッチを理解する ２．ビジョン提案型システム開発技法の概要を理解する ３．ペルソナ手法とエクスペリエンスビジョンのプロセスを理解する ４．新しいICTサービスを企画する実践技法を修得する ５．システム開発の上流工程で提案?プレゼンできる |
| 履修上の注意 ［Notes］ |
将来、システム研究?開発?システムデザイン?開発上流工程に携わることを目指している学生が望ましい。また進学?就職に際して、有効である実践的なスキルを学ぶ。 |
| 授業計画とスケジュール ［Course schedule］ |
１．問題解決型技法からビジョン提案型技法が必要になった背景 実際の社会に存在する問題点と手法の課題を理解し、ユーザの喜びを意識して取り組む人間工学設計手法の必要性を理解する。 ２．ペルソナ手法概論?エクスペリエンスビジョン概論 仮想的なユーザを設定して開発を行うペルソナ手法とエクスペリエンスビジョン手法（エビ手法）の概要を理解する。 ３．ビジョン提案型システム開発技法概論 ICTサービスの企画?設計に適した手法であるエクスペリエンスビジョン手法のシステム開発への活かし方を理解する。 ４．演習１?ワークショップ（サービスシナリオ作成） ビジョン提案型システム開発技法の重要なプロセスであるサービスシナリオ作成をワークショップを通じて習得する。 ５．演習２?ワークショップ（ペルソナ作成） ビジョン提案型システム開発技法の重要なプロセスであるペルソナ作成をワークショップを通じて習得する。 ６．演習３?ワークショップ（シナリオ１作成） ビジョン提案型システム開発技法の重要なプロセスであるアクティビティシナリオ作成をワークショップを通じて習得する。 ７．演習４?ワークショップ（シナリオ２作成?評価方法） ビジョン提案型システム開発技法の重要なプロセスであるインタラクションシナリオ作成をワークショップを通じて習得する。 ８．演習５?ワークショップ（人間中心設計?仕様作り） ビジョン提案型システム開発技法の重要なプロセスである評価、ICTサービスの仕様作りへの落とし込みをワークショップを通じて習得する。 |
| 成績評価方法と基準 ［Grading policy (Evaluation)］ |
出席率と授業への参加度（50%）、授業内で提出するレポート（A4?1枚程度）（50%）で評価する。 授業への参加度は、授業の内容に対して、積極的な発言?提案をしているか、建設的な意見を述べているか、などを評価する。 授業内でのレポートは2~3回に1度程度と、授業時間内で提出できるものとする。 |
| 教科書 ［Textbook］ |
教科書「エクスペリエンスビジョン」、山崎和彦?上田義弘?郷健太郎ほか著、丸善出版 |
| 自主学習ガイド及び キーワード ［Self learning］ |
?使いやすいＩＣＴサービスやユーザー視点でよく考えられたシステムに興味を持ち、どの点が優れているか日頃より観察してください。 ?情報端末持込推奨（ワークショップでは、実際にスマホやパソコン、タブレットなど使って、企画作りのための情報検索も実践します） ?キーワード「人間中心設計」「ペルソナ手法」「ユーザエクスペリエンス（UX）」「ユーザセンタードデザイン」「システムデザイン」 |
| 開講年度 ［Year of the course］ |
28 |