授業科目名(和文) [Course] |
情報通信工学演習Ⅱ <情報通信工学演習B> |
授業科目名(英文) [Course] |
Information and Communication Engineering Exercise II <Information and Communication Engineering Exercise B> |
学部(研究科) [Faculty] |
情報工学部 |
学科(専攻) [Department] |
情報通信工学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○武次 潤平 自室番号(2413)、電子メール(taketugu**c.oka-pu.ac.jp) 坂口 浩一郎 自室番号(2316)、電子メール(koichiro**c.oka-pu.ac.jp) 滝本 裕則 自室番号(2419)、電子メール(takimoto**c.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
後期 2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
情報通信工学科1年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
情報通信工学演習I<情報通信工学演習A>に引き続きC言語の基礎知識を学習し,さらにC言語を用いた大規模なプログラムの開発能力や具体的な問題への応用能力を養う. |
到達目標 [Learning Goal] |
1. ポインタや構造体を使用したプログラムを作成する能力を習得する. 2. 複数のファイルから成る大規模なプログラムを作成する能力を習得する. 3. C言語の基礎知識を応用して具体的なアルゴリズムを実装する能力を習得する. |
履修上の注意 [Notes] |
履修の要件:「情報通信工学演習Ⅰ<情報通信工学演習A>」「プログラミング言語Ⅰ」「計算機工学入門」を履修していることが望ましい. その他 :全回出席および全報告書の提出を要す.原則として,欠席?遅刻は認めない. |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. C 言語復習 情報通信工学演習Ⅰ<情報通信工学演習A>で学んだC言語の復習を行う. 2. C 言語入門: 変数とアドレス 変数に割り当てられるアドレスについて演習を通じて理解する. 3. C 言語入門: ポインタ(1) 変数と配列のポインタについて演習を行う. 4. C 言語入門: ポインタ(2) ポインタを使用する関数について演習を行う. 5. C 言語入門: メモリ管理 動的メモリ管理や配列のメモリに関する演習を行う. 6. C 言語入門: 文字列(1) 文字列の基礎と文字列操作関数に関する演習を行う. 7. C 言語入門: 文字列(2) 文字列操作関数の使用および作成に関する演習を行う. 8. C 言語入門: 構造体(1) 構造体の基礎および構造体変数に関する演習を行う. 9. C 言語入門: 構造体(2) 構造体へのポインタに関する演習を行う. 10. C 言語入門: 共用体?列挙型?ビットフィールド 共用体?列挙型?ビットフィールドの使用法に関する演習を行う. 11. C 言語入門: ファイル入出力 ファイル入出力の方法等に関する演習を行う. 12. C 言語入門: 分割コンパイル 別々のファイルに記述されたプログラムから1つの実行ファイルを生成する分割コンパイルに関する演習を行う. 13. C 言語入門: make コマンド 分割コンパイルを自動的に行うmakeコマンドに関する演習を行う. 14. C 言語応用: 総合的な問題(1) これまでに学習した様々な知識を利用しプログラミング課題に取り組む. 15. C 言語応用: 総合的な問題(2) これまでに学習した様々な知識を利用しプログラミング課題に取り組む. |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
全回出席し,全ての報告書を提出することを前提とする.報告書等ならびに学習態度により評価を行う.評点の配分は報告書等80%,学習態度20%である. |
教科書 [Textbook] |
教科書: 「明快入門C」林晴比古,ソフトバンククリエイティブ 参考書: 「プログラミング言語C」,B.W. カーニハン,D.M. リッチー,(石田晴久:訳),共立出版 「新訂新C 言語入門シニア編」林晴比古,ソフトバンククリエイティブ 「やさしいC 第4 版」高橋麻奈,ソフトバンククリエイティブ |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
情報通信工学演習Ⅰ<情報通信工学演習A>の内容をよく復習しておくこと.配布するテキストで与えられる課題のみにとらわれず,教科書?参考書等にあるプログラム例の入力や練習問題への取り組みをはじめ,演習内容を踏まえた様々なプログラムの作成を積極的に行うこと. キーワード:C言語,ポインタ,構造体,ファイル入出力,分割コンパイル |
開講年度 [Year of the course] |
28 |