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科目一覧へ戻る | 2019/01/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
ソフトマテリアルズ |
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科目名(英文) /Course |
|
時間割コード /Registration Code |
24271201 |
学部(研究科) /Faculty |
情報工学部 |
学科(専攻) /Department |
人間情報工学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○野津 滋 |
オフィスアワー /Office Hour |
野津 滋(必要な場合は,nozu■ss.oka-pu.ac.jpへメールを下さい.■は@と読み替えてください.) |
開講年度 /Year of the Course |
2018年度 |
開講期間 /Term |
第4クォーター |
対象学生 /Eligible Students |
1年,2年,3年,4年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2018/03/16 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
ソフトマテリアルとは,分子がひも状につながった高分子,ゲル,ゴム等の柔らかい材料の総称であり,金属,セラミックスなどのハードマテリアルと性質が大きく異なるとともに,撥水性や高吸水性等のさまざまな機能を発揮する.この授業では,(1)金属?非金属を問わず,材料を理解するための基礎知識,(2) 金属およびセラミックス材料の概要,ならびに, (3)高分子材料の基礎とその人間情報工学領域への応用について学ぶ. |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
[1]材料力学Ⅰを履修済であること. [2]キーワード 単体?化合物?混合物,熱運動と物質の三態,原子の構造,電子配置と周期表,イオンとイオン結合,金属と金属結合,分子と共有結合,強度と剛性 |
履修上の注意 /Notes |
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教科書 /Textbook(s) |
日本機械学会編,JSMEテキストシリーズ?機械材料学?,日本機械学会. |
参考文献等 /References |
小川,「高分子材料化学」,共立出版. 大竹編,「これで使える機能性材料パーフェクトガイド」,講談社. 宮入,後藤,「強化プラスチック材料入門」,日刊工業新聞社. 強化プラスチック協会編,「基礎からわかるFRP」,コロナ社. 桑嶋,久保「機能性プラスチックのキホン」,ソフトバンククリエイティブ. 加藤,「やさしい産業用繊維の基礎知識」,日刊工業新聞社. 篠原俊一,「不織布活用のための基礎知識」,日刊工業新聞社. など、図書分類番号491.3, 492.8, 501, 535.4, 578, 586を中心に授業内容に即したものを探すこと。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
身の廻りには,金属?セラミックス?プラスチックはもとより,各種の複合材料近や機能性に富む材料が多い.平素からこれらに興味?関心を向けるとともに,材料の力学的性質や物理化学的性質に眼を向けること. |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
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備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配布資料 /Handouts |
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1 | 1 | [序論] 材料とその分類法をはじめ,この授業科目の概要を説明する. |
高等学校「化学基礎」の復習を行うこと. | 講義の補足資料を適宜配布する. |
2 | 2 | [材料物性理解の基礎] 材料の強さと変形について説明する. |
材料力学の教科書も持参すること. | 講義の補足資料を適宜配布する. |
3 | 3 | [材料物性理解の基礎] 相平衡と拡散を中心に説明する. |
予習?復習を怠らないこと. | 講義の補足資料を適宜配布する. |
4 | 4 | [材料物性理解の基礎] 界面?表面現象の基礎(毛管現象,固液接触,吸着,接着など)を説明する. |
予習?復習を怠らないこと. | 講義資料を配布する. |
5 | 5 | [金属材料] 鉄鋼-炭素鋼と合金鋼について説明する. |
予習?復習を怠らないこと. | 講義の補足資料を適宜配布する. |
6 | 6 | [金属材料] 非鉄金属-アルミニウムおよびアルミニウム合金,マグネシウムおよびマグネシウム合金を中心に説明する. |
予習?復習を怠らないこと. | 講義の補足資料を適宜配布する. |
7 | 7 | [セラミックス材料] ニューセラミックスを中心に説明する. |
予習?復習を怠らないこと. | 講義の補足資料を適宜配布する. |
8 | 8 | [高分子材料] 高分子材料の特性および金属材料との比較について説明する. |
予習?復習を怠らないこと. | 講義の補足資料を適宜配布する. |
9 | 9 | [高分子材料] 高分子材料の分類法,プラスチックの概要を説明する. |
材料の用途展開を考えること. | 講義の補足資料を適宜配布する. |
10 | 10 | [高分子材料] 繊維とゴムについて説明する. |
材料の用途展開を考えること. | 講義資料を配布する. |
11 | 11 | [複合材料] 材料の複合化の考え方を実例とともに説明する. |
材料力学の知識と併せて復習すること. | 講義の補足資料を適宜配布する. |
12 | 12 | [機能性高分子材料] 人間情報工学領域と密接な関係を持つソフトマテリアルズの具体例を説明する. |
医療機器の定義,医用材料の生体適合性を調査すること. | 講義資料を配布する. |
13 | 13 | [機能性高分子材料] 人間情報工学領域と密接な関係を持つソフトマテリアルズの具体例を説明する. |
復習を怠らないこと. | 講義資料とレポート課題を配布する. |
14 | 14 | [調査研究] 文献検索の基礎,および,医中誌WEBによるレポート課題の探索. |
レポート作成を行うこと. | 講義資料を適宜配布する. |
15 | 15 | [授業のまとめ] 授業のまとめを行う. |
レポート作成を継続すること. | 講義の補足資料を適宜配布する. |
16 | 16 | [成績評価] 学期末試験を実施する. |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 材料の基本的性質(機械的/物理的/化学的/電気?磁気的な特性)を理解する. | ○ | ○ | ○ | ||||
2 | 金属および非金属材料の概要を理解する. | ○ | ○ | ○ | ||||
3 | ソフトマテリアルズを中心に材料の先進化技術に関する知識を修得する. | ○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
課題研究 | ||||
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1 | 材料の基本的性質(機械的/物理的/化学的/電気?磁気的な特性)を理解する. | ○ | |||||
2 | 金属および非金属材料の概要を理解する. | ○ | |||||
3 | ソフトマテリアルズを中心に材料の先進化技術に関する知識を修得する. | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
70 | 30 |