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科目一覧へ戻る | 2020/10/22 現在 |
科目名(和文) /Course |
生活とエルゴノミクス |
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科目名(英文) /Course |
Ergonomics for Daily Life |
時間割コード /Registration Code |
13004101 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学部 |
学科(専攻) /Department |
保健福祉学科社会福祉学専攻 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○髙戸 仁郎 |
オフィスアワー /Office Hour |
髙戸 仁郎(火曜日 3限 6505研究室) |
開講年度 /Year of the Course |
2020年度 |
開講期間 /Term |
第4クォーター |
対象学生 /Eligible Students |
介護福祉士コース2年生 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2020/03/19 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
日常の生活場面において環境、機器や道具の操作、対人?対物の動作は快適かつ効率的であることが望ましい。これを実現するためにエルゴノミクス(人間工学)の考え方が広く応用されている。本講義では日常生活に応用されるエルゴノミクスについて学習する。授業では、介護を初めとする身体作業への応用としてボディーメカニクスや介護用具のエルゴノミクス的考え方、作業動作に伴う疲労、生活活動の能率や快適性に影響する空間、照明、色彩についての知識をもとに、環境改善に役立てる力の習得を目標とする。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
力学基礎、感覚生理学 |
履修上の注意 /Notes |
実際に計測を行ない結果について討論を行なうが、積極的に参加し自分の意見を述べること |
教科書 /Textbook(s) |
なし |
参考文献等 /References |
「看護の人間工学」、大河原編、医歯薬出版、 「生活科学のための人間工学」、長町編、朝倉書店、 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
授業で出す課題を基に考え方を理解すること |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
介護福祉士国家試験受験資格科目である |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [エルゴノミクスの概要と歴史] エルゴノミクス(人間工学)の概念とその歴史を学ぶ |
資料を事前に読み、また復習もしておくこと。 | テキストと資料を配布する |
2 | 2 | [生体計測1 形態学的測定] 最も基礎となる人体各部のサイズがある。これらは製品作成や作業域にも関係する重要な値である。本単元ではその測定方法や身長に対する割合を実際の測定を通して学ぶ。 |
資料を事前に読み、また復習もしておくこと。 | |
3 | 3 | [生体計測2 機構運動学的測定] 機構運動学的測定として人体各部位の動作の種類とその可動範囲を学ぶ。動作呼称や健常時の動作範囲(角度)を実際の動作を通して学ぶ。 |
資料を事前に読み、また復習もしておくこと。 | |
4 | 4 | [ボディーメカニクスと介護動作] ボディーメカニクスを実際に動作に応用し、腰痛予防などにどの程度の効果が得られているのか、演習を通して学ぶ。 |
資料を事前に読み、また復習もしておくこと。 | |
5 | 5 | [身体計測値と作業域の応用] 高齢者や車いす利用者による使用を前提とした台所,洗面所,トイレなどの設計を行う。これを通して生体計測値や作業域の応用を学ぶ。 |
資料を事前に読み、また復習もしておくこと。 | |
6 | 6 | [作業域] 人間が作業出来る空間を作業域といい、作業内容により数種類ある。本単元ではそれら作業域の定義や、姿勢、作業内容との関係について学ぶ |
資料を事前に読み、また復習もしておくこと。 | テキストと資料を配布する |
7 | 7 | [エルゴノミクスと介助用具] 車いすと杖について、力学を応用して操作方法の原理を学ぶ。また用具の果たす機能を理論的に学習する。 |
資料を事前に読み、また復習もしておくこと。 | |
8 | 8 | [作業負担と疲労] 作業をすれば身体に負担がかかり、疲労に結び付く。そのため疲労は作業により様々な種類がある。本単元では疲労の種類とその特徴について学ぶ. |
疲労の定義や特徴を整理しておく | テキストと資料を配布する |
9 | 9 | [疲労の軽減] 疲労は様々な生理的、感覚的指標を用いて測定される。本単元ではそれらの中から代表的な方法について原理と得られた値の解釈について学ぶ。 |
測定法と結果の見方を整理する | |
10 | 10 | [人間ー機械系の理解1] いくつかの介人間と機械の特徴のの比較を通して人間−機械系の設計について学ぶ. |
生活動作と動作介助用にに必要な寸法や取り付け位置について整理する | 資料を配布する |
11 | 11 | [人間ー機械系の理解2] 人間ー機械系の理解をもとにインターフェースデザインについて学ぶ. |
生活動作と動作介助用にに必要な寸法や取り付け位置について整理する | |
12 | 12 | [人間ー機械系の理解3] 人間ー機械系の理解をもとにコントロールパネルデザインについて学ぶ. |
生活動作と動作介助用にに必要な寸法や取り付け位置について整理する | |
13 | 13 | [エルゴノミクスと福祉用具] 使いやすさをデザインで解決する手法,作業空間の最適化など,それらに必要な要素を学ぶ. |
採光の条件、各作業場面において必要な照度を整理する | テキストと資料を配布する |
14 | 14 | [ヒューマンエラーと安全1] ヒューマンエラーとは何か、発生原因は何かについて、エルゴノミクス的視点から学ぶ |
採光の条件、各作業場面において必要な照度を整理する | |
15 | 15 | [ヒューマンエラーと安全2] ヒューマンエラーはゼロにすることは難しいが、原因を明らかにしてそれを基に対策をとることで発生を少なくしたり、たとえ発生しても被害を軽微なものに抑えることは可能である。この単元ではその具体的対策を学習する。 |
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16 | 16 | [定期試験] 単元1-15の総まとめテストを行う |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 力学のヒトの作業動作への応用に関する知識を習得する | ○ | ○ | |||||
2 | 介護用具の力学的原理の応用を理解する | ○ | ○ | |||||
3 | 疲労を理解し、作業に活かすことを理解する | ○ | ○ | |||||
4 | 生活空間に関する知識を身につけ環境改善に役立てる応用法を習得する | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
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1 | 力学のヒトの作業動作への応用に関する知識を習得する | ○ | |||||
2 | 介護用具の力学的原理の応用を理解する | ○ | |||||
3 | 疲労を理解し、作業に活かすことを理解する | ○ | |||||
4 | 生活空間に関する知識を身につけ環境改善に役立てる応用法を習得する | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
100 |