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科目一覧へ戻る | 2020/10/22 現在 |
科目名(和文) /Course |
感性工学 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Kansei Engineering |
時間割コード /Registration Code |
23188701 |
学部(研究科) /Faculty |
情報工学部 |
学科(専攻) /Department |
人間情報工学科/スポーツシステム工学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○伊藤 照明 |
オフィスアワー /Office Hour |
伊藤 照明(月曜日3限,場所:情報工学部棟1階2112室) |
開講年度 /Year of the Course |
2020年度 |
開講期間 /Term |
第4クォーター |
対象学生 /Eligible Students |
3年 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2020/09/16 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
本授業では,感性の測定?評価法,感性の分析手法、感性を考慮した製品設計の基本について講述する.これらの講義を通じて、感性工学による科学的手法を用いた製品設計の基礎を学ぶ.そのうえで、感性工学に関連した論文を自らが熟読し、その内容を発表?議論することで、感性工学の本質を主体的に理解する. |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
感性の測定?評価法,官能評価,プロダクトデザイン,ユーザビリティ,ユーザ?エクスペリエンス,ユニバーサルデザイン. |
履修上の注意 /Notes |
授業ではMicrosoft Teamsを使用予定ですので、授業時に使えるように準備をしておくこと. |
教科書 /Textbook(s) |
「感動と商品開発」,神宮英夫,朝倉書店. |
参考文献等 /References |
「商品開発と感性」,長町三生(編),海文堂 「ヒューマンインタフェースの心理と生理」,吉川栄和(編),コロナ社 「失敗に学ぶものづくり」,畑村 洋太郎(著),講談社 「デザインと感性」,井上勝雄(編),海文堂 「人間工学ガイド」,福田忠彦?福田亮子(監修),サイエンティスト社 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
発表課題を絶えず意識して授業に臨み,教材となる論文を十分に理解し、プレゼンテーションの準備をすること.また、プレゼンテーションでの議論を踏まえたレポートを作成すること. |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
なし |
備考 /Notes |
感性工学に関連した最新技術を学習し、その適応可能性について主体的に考える. |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | [感性工学の概要] 感性とは何か、感性の定義、感性工学、感性の捉え方について学び、感性工学を学ぶ意義?動機付けを行う. |
適宜配布 | |
2 | 2 | [設計方法論と設計における感性] デザインと製品開発、決定論的設計の考え方、マーケットイン、デザインと感性の関係について理解する. |
適宜配布 | |
3 | 3 | [デザインコンセプトと商品開発] デザインコンセプトの理解と用件の分類、デザインコンセプト策定の手順と応用例について学ぶ. |
適宜配布 | |
4 | 4 | [生理計測] 顔面筋の筋電図、皮膚電気活動、心拍変動などの生理計測データを用いた感性工学への応用について学ぶ. |
発表課題を絶えず意識して授業に臨み、提案?プレゼンテーションの準備をすること。 | 適宜配布 |
5 | 5 | [脳機能計測] 認知機能、感情の脳科学、脳機能計測などの計測データを用いた感性工学への応用について学ぶ. |
発表課題を絶えず意識して授業に臨み、提案?プレゼンテーションの準備をすること。 | 適宜配布 |
6 | 6 | [官能評価手法] 識別試験法、分類法、順位法、記述式試験法、SD法、一対比較法、などの官能評価手法を用いた感性工学への応用について学ぶ. |
発表課題を絶えず意識して授業に臨み、提案?プレゼンテーションの準備をすること。 | 適宜配布 |
7 | 7 | [五感の統合化] 感情特性、物性値、試作、官能評価実験からなるDIPCサイクルによる感性情報を具現化した感性工学によるプロダクトデザインの実例について学ぶ. |
発表課題を絶えず意識して授業に臨み、提案?プレゼンテーションの準備をすること。 | 適宜配布 |
8 | 8 | [視覚?聴覚情報の統合] 視覚と聴覚のモダリティ間での相互作用に着目した感性工学への応用について学ぶ. |
発表課題を絶えず意識して授業に臨み、提案?プレゼンテーションの準備をすること。 | 適宜配布 |
9 | 9 | [視覚?触覚情報の統合] 視覚情報に触覚情報を組み合わせて提示することで向上が期待されるユーザビリティを用いて、感覚統合の商品への活用を通じて感性工学への応用について学ぶ. |
発表課題を絶えず意識して授業に臨み、提案?プレゼンテーションの準備をすること。 | 適宜配布 |
10 | 10 | [嗅覚情報の新たな役割] 香りの行動?認知への影響について考え、商品開発への応用を通じた感性工学について学ぶ. |
発表課題を絶えず意識して授業に臨み、提案?プレゼンテーションの準備をすること。 | 適宜配布 |
11 | 11 | [感動を伝える商品コンセプト文] 作り手の意図を表現し、伝達するツールとしての商品コンセプト文について学び、ブランドイメージの創造に向けた感性工学への応用について学ぶ. |
発表課題を絶えず意識して授業に臨み、提案?プレゼンテーションの準備をすること。 | 適宜配布 |
12 | 12 | [高臨場感によるインタフェース] 高臨場感を伝える没入型ディスプレイ、聴覚ディスプレイ、拡張現実感、複合現実感、仮想現実感などのインタフェース技術について理解し、感性工学への応用について学ぶ. |
発表課題を絶えず意識して授業に臨み、提案?プレゼンテーションの準備をすること。 | 適宜配布 |
13 | 13 | [作る人を作る] ものづくりにおけるスキル獲得とその問題を通じて、ユーザーを支援する技術を設計する人の心理学的な研究を通じて、感性工学への応用について学ぶ. |
発表課題を絶えず意識して授業に臨み、提案?プレゼンテーションの準備をすること。 | 適宜配布 |
14 | 14 | [味覚情報による商品開発] 香辛料の特定、香辛料の配合比率、風味設計などの事例を通じて、感性工学への応用について学ぶ. |
発表課題を絶えず意識して授業に臨み、提案?プレゼンテーションの準備をすること。 | 適宜配布 |
15 | 15 | [化粧品の心地よさ設計] 化粧品の特性と心地よさ、男性用と女性用化粧品の違い、マーケティングなどの事例を通じて、感性工学への応用について学ぶ. |
発表課題を絶えず意識して授業に臨み、提案?プレゼンテーションの準備をすること。 | 適宜配布 |
16 | 16 | [まとめ] まとめ?課題レポート |
課題レポート |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 感性測定法と感性評価手法の理解. | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
2 | 感性の代表的な分析手法の理解. | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
3 | プロダクトデザイン基本的方法論の理解. | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
4 | 感性工学の応用技術に関する理解. | ○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
調査発表?議論 | 受講姿勢?レポート | |||
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1 | 感性測定法と感性評価手法の理解. | ○ | ○ | ||||
2 | 感性の代表的な分析手法の理解. | ○ | ○ | ||||
3 | プロダクトデザイン基本的方法論の理解. | ○ | ○ | ||||
4 | 感性工学の応用技術に関する理解. | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
60 | 40 |