シラバス参照 |
科目名/Course: 精神保健ソーシャルワークの理論と方法Ⅱ/ | |
科目一覧へ戻る | 2023/11/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
精神保健ソーシャルワークの理論と方法Ⅱ |
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科目名(英文) /Course |
|
時間割コード /Registration Code |
16103701 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学部 |
学科(専攻) /Department |
現代福祉学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○周防 美智子 |
オフィスアワー /Office Hour |
周防 美智子(月曜日 3限) |
開講年度 /Year of the Course |
2023年度 |
開講期間 /Term |
後期 |
対象学生 /Eligible Students |
3年,4年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2023/02/16 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
精神障害及び精神保健福祉の課題を持つ人に対するソーシャルワークの過程を理解するとともに、精神保健福祉分野以外における精神保健福祉士の実践を学ぶ。授業では、ソーシャルアドミニストレーション?コミュニティワークの意義を理解し、精神保健福祉士と所属機関の関係を踏まえ、組織運営管理?組織介入?組織活動の展開を理解する。また、個別支援からソーシャルアクションまでミクロ?メゾ?マクロレベルの精神保健ソーシャルワーク実践を学ぶ。さらに、精神保健ソーシャルワーク実践の学びを関連分野にも実践展開できるよう理解を深める。授業の目標は、精神保健ソーシャルワークの理解を深め学生自ら考える力を獲得し、精神保健福祉士の実践が行えることである。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
社会福祉士における相談援助を発展させ、精神障害者を対象とした相談援助が行える知識や能力が必要となる。 |
履修上の注意 /Notes |
積極的に授業に参加し、自分の意見が述べるとともに、他者の意見を聞き、考える姿勢が必要である。 |
教科書 /Textbook(s) |
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟「ソーシャルワークの理論と方法(精神専門)」中央法規 |
参考文献等 /References |
メディクメディア 「公衆衛生が見える2022-2023」 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
精神保健の課題やニーズに関心を持って、社会の流れや政策を学ぶ。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
精神保健福祉士国家試験受験資格の必須科目である。 |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では、次のアクティブラーニングを使用している。 ①グループワークによる意見共有、課題の共有 ②小レポートによる理解の確認 |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
公衆衛生、福祉、教育領域での経験を活かし、精神保健福祉ソーシャルワークについて説明する。 |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [ソーシャルアドミニストレーションの概念と意義] ソーシャルアドミニストレーションの概念と意義について理解を深める。 |
ソーシャルアドミニストレーションの概念と意義を理解する。 | |
2 | 2 | [ソーシャルアドミニストレーションの展開方法①] ソーシャルアドミニストレーションの展開における組織と精神保健福祉士の実践について学ぶ。 |
ソーシャルアドミニストレーションの展開について理解する。 | |
3 | 3 | [ソーシャルアドミニストレーションの展開方法②] ソーシャルアドミニストレーションの展開方法として組織介入技法を理解する。生活モデルにおける組織介入技法を学ぶ。 |
生活モデルについて理解を深める。 | |
4 | 4 | [ソーシャルアドミニストレーションの展開方法③] ソーシャルアドミニストレーションの展開における組織改善?管理の実践、PDCAサイクルの理解を深める。 |
PDCAサイクルの理解を深める。 | PDCA資料配布 |
5 | 5 | [精神保健福祉分野におけるコミュニティーワークの意義] 精神保健福祉分野におけるコミュニティーワークの意義を理解する。 |
ソーシャルインクルージョンについて考える。 | |
6 | 6 | [精神保健福祉に関する普及啓発:地域住民参加の精神保健福祉活動] 精神保健福祉に関する普及啓発:地域住民参加の精神保健福祉活動について理解するとともに課題について考える。 |
精神保健福祉に関する普及啓発について学びを深める。 | |
7 | 7 | [精神保健福祉における予防アプローチ] 地域における精神保健福祉の向上と精神保健福祉における予防アプローチについて理解を深める。 |
精神保健福祉における予防アプローチ理解を深める。 | |
8 | 8 | [精神保健ソーシャルワークのミクロ?メゾ?マクロレベルの展開と連続性①] 精神保健ソーシャルワークのミクロ?メゾ?マクロレベルの展開と連続性について学ぶ。(個別支援から地域における体制整備を考える。) |
地域における体制整備を考える。 | 地域移行に関する資料配布 |
9 | 9 | [精神保健ソーシャルワークのミクロ?メゾ?マクロレベルの展開と連続性②] 精神保健ソーシャルワークのミクロ?メゾ?マクロレベルの展開方法について、事例を通して理解する。 |
精神保健ソーシャルワークのミクロ?メゾ?マクロレベルを理解する。 | |
10 | 10 | [地域における個別支援と精神保健福祉士の役割] 地域における個別支援と精神保健福祉士の役割を事例を通して考える。 |
個別支援における精神保健福祉士の役割を考える。 | |
11 | 11 | [地域におけるネットワーク?社会資源の開発?改善] 地域におけるネットワーク?社会資源の開発?改善についてグループワークを通して理解を深める。 |
地域ネットワークについて考える。 | 地域ネットワークの現状について資料配布 |
12 | 12 | [精神保健に関する政策提言と展開] 精神保健に関する政策提言と展開について、国および広域圏の課題抽出、分析を行い、メゾレベルの取り組みにおける課題を明らかにする。 |
精神保健に関する政策提言と展開における課題を考える、 | |
13 | 13 | [精神障害者の地域移行?地域定着] 精神障害者の地域移行?地域定着について事例から考察する。 |
精神障害者の地域移行?地域定着について理解を深める。 | |
14 | 14 | [関連分野における精神保健福祉士の実践①] 関連分野における精神保健福祉士の実践として、学校?教育、産業分野における実践を理解する。 |
産業分野における精神保健福祉士の実践を理解する。 | 学校?産業に関する資料配布 |
15 | 15 | [関連分野における精神保健福祉士の実践② ] 精神保健福祉士の司法分野における実践理解を深める。 |
司法分野における精神保健福祉士の役割を考える。 | 司法に関する資料配布 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 精神保健福祉分野におけるソーシャルワーク(ミクロ?メゾ?マクロ)に関する具体的知識の獲得できる。(C-1) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
2 | 地域移行支援、医療機関と地域の連携や支援体制を理解できる。(C-1) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
3 | 精神保健分野において精神保健福祉士のソーシャルワーク実践を習得できる。(C-1) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
4 | 精神障害者の地域生活を理解し、ネットワークを構築できる。(C-1) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
5 |
精神保健ソーシャルワークの理解を深め学生自ら考える力を獲得できる。(C-1) |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
グループワークにおける貢献 | 小レポート | 意見共有 | 意見発表 | 最終レポート |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 精神保健福祉分野におけるソーシャルワーク(ミクロ?メゾ?マクロ)に関する具体的知識の獲得できる。(C-1) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
2 | 地域移行支援、医療機関と地域の連携や支援体制を理解できる。(C-1) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
3 | 精神保健分野において精神保健福祉士のソーシャルワーク実践を習得できる。(C-1) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
4 | 精神障害者の地域生活を理解し、ネットワークを構築できる。(C-1) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
5 |
精神保健ソーシャルワークの理解を深め学生自ら考える力を獲得できる。(C-1) |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
評価割合(%) /Allocation of Marks |
10 | 10 | 10 | 10 | 60 |