子ども学科では学生の多くが就職を目指す幼稚園や保育園などの採用試験にむけた対策講座を開講しています。
ピアノの弾き歌いを中心とした実技試験対策では、入退室や挨拶に加え、「歌詞をはっきり届ける」こと、「子どもを見ながら歌うスキルを身につける」こと、「ミスをしても流れを止めない」ことなど、基本的なことがらを、丁寧に繰り返し練習しています。

その他にも、仲間同士、息のあったチームで弾き歌いの練習に「楽しく」取り組むことにも力を入れています。相互の教え合いや学び合い（ピアラーニング）に加え、常に子どもたちと共に歌う場面を想定して、生きた音楽学習を採用対策に導入して、確実に成果につながっています。

毎年採用試験に臨む4年生の中には、全くの初学者で入学し、弾き歌いを見事にマスターしている学生も多くいます。CMD体育_cmd体育平台@子ども学科の少人数制のメリットを活かして、一人一人にあった学習方法を、受験希望自治体や園の試験傾向をふまえて導いています。不安が高まるはずの試験一週間前でも、音楽室は4年生の明るい歌声と笑顔が溢れています。